南回りで16時間、パリへ。

三和 導代 です。

パリに到着。夜の20時というのにまだ日差しが強く気温27度。湿気はありませんので快適です。夏の5月から7月のヨーロッパは最高の季節です。

本日のパリ行きはほぼ満席状態。コロナ禍にまだあると世間では騒がれていますが、ビジネスクラスとプレエコは1席も空席はない状態。日本人の乗客は2割以下、ほとんどがヨーロッパの人々の様子。イタリアの国営会社のアリタリア航空も破産しましたし。

このコロナという偽りの仕掛けられてのために航空会社だけでなく世界中に大きな経済打撃を地球人は受けました。私もその一人です。2年間の海外渡航の足止め、やっと今年2月から再開です。私は再開ですが、日本の外務省では渡航規制を強いていますので、旅行会社は手を出せない状態です。

この2年以上の間に大打撃を受けた航空会社が生き延びていくには大きな試練があったかと思います。今日は3年以上ぶりにパリまでエールフランス航空を利用しました。私はフラン語を学び、そして西アフリカとの仕事も多かったために長年エールフランス航空を利用しています。

唯一エコノミークラスでもドリンクサービスでシャンパンが提供されるのがエールフランス航空の特徴でした。しかし今日のフライトはそのドリンクサービスや料理のメニューも配られることもなくいきなり食事、それもチョイスは固いチキンの塊、日本で用意された機内食ではあるはずなのですが。コロナ禍の問題か?経済的な問題か?食事後でもドリンクはいただけますが、以前用意されていたスナック菓子もわずか。9時間後に提供された2度目の食事はコールドミールとソフトドリンクのみ、このご時世での新しいシステムです。

ロシアとウクライナも問題にてロシア上空を飛べない?がために通常はパリまで12時間ですが、今日は16時間。ノンストップ便です。航路はアンカレッジ上空か南回りかの2通りがありますが、今日は南回り。中国のタクラマカン砂漠を超えて、中央アジア、カスピ海、黒海を通過してヨーロッパに入るルートです。真下の広大な砂漠を眺めながら、走馬灯のように過去の旅の思い出が私の頭を駆け巡ります。

ロシアとウクライナの問題にせよ世界で報道されているコントロールされている内容を信じ込まされている人々がまだまだ大多数かと思います。それが常識、ですから本日のフライトもロシア上空を飛ばない選択となっているのです。これはエールフランス航空だけではありません。日本の航空会社も同じです。

航空運賃は間違いなく値段が高くなっています。驚くべき高騰です。これからは本当に行きたい人、行く価値があると認めた人だけが利用するので良いのでないでしょうか。

現在はフランスに渡航するには誰でも可能です。ワクチン接種証明あるいはPCR検査の陰性証明、そしてヨーロッパが要求するEU-PLFドキュメント(スマフォに事前登録)です。実はなれないとこの登録に時間が有する極めつけのシステムです。これが続く限り、団体旅行は難しいのが現状です。

しかしパリに到着しての入国検査ではいつもながらの簡単なもの。一応規定となっているすべてのドキュメントを提出しながらも、ちらっと見ただけ。あれ念入りに用意したEU-PLFドキュメント(スマフォに事前登録)の苦労は何だったのでしょうか。国内線でこれからトゥールーズに飛びますが、そこでまた検査があるのかもしれませんが、肩透かし状態でした。

成田空港ではお店がほとんど閉まっていましたが、パリのシャルルドゴール空港では多くのお店は今21時となりますが、多くの利用客で賑わっています。そしてマスクはほとんどの人がしていません。航空機に乗る時にマスクをするのでしょう。まあ、世の中こんな状態です。日本とは別世界です。

Miwa World

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどる旅。これまでに訪れた国は150ヶ国を超えています。