マスクなしの新緑の美しいラスコー
三和 導代 です。
昨日、パリより国内線でトゥールズへ。マスクは機内だけ。機内に入る前におもむろに皆マスクをつけ始めます。そして到着すると暗黙の了解も元にマスクを外します。そしてホテルへ。ホテルのスタッフも全員マスクなし。
そして朝食。ビュッフェスタイルのお食事。総勢30名くらいお客様とスタッフ、全員がマスクなし。快挙です。レストランで働いているスタッフも、そう日本では考えられない。そしてラスコーの先史時代の壁画で有名なヴェーゼル渓谷へ。農業国フランス、小さな村々が広がる田園風景、今はまさにに新緑の美しい季節。天候に恵まれ快晴。気温は最高気温26度の初夏です。ポプラやクルミの木が目にまぶしい季節です。
ラスコーの洞窟が4人の少年に発見されたのは1940年のことです。先史時代のクロマニョン人が残した言われる2万年前のアートの世界。一般公開をしたため二酸化炭素の流入でこの素晴らしい芸術作品が失われることが危惧されて建設、復元されたラスコー2,3,4。日本に数年前に全国の博物館で公開されたのは現物の30パーセントを復元したラスコー3です。コンパクトにまとめられ世界中を旅をしています。現在はベルギーで紹介されています。
今回、訪れたラスコー4は2017年に完成しオープンしました。この洞窟が発掘された二つの丘が続く丘陵地を形どったユニークな外見、オスロの建築家がデザインしたものです。もちろん世界遺産となっていますので、世界各国からの観光客が訪問しています。すべてガイド同行のツアーです。復元した洞窟内、そして博物館と約1時間半のコースです。
博物館内ですのでマスク着用を促されるかと思いきや一切なし、そしてこの館内の世界中の人々も9割マスクなし、このフランスでは1日中マスクなしの快適な時間を過ごすことができました。屋外のほかの先史時代の人々が住んでいた断崖の村々はもちろんのこと、公共の室内空間でもマスクなしが普通のように扱われているフランスです。なぜ、このような状況を日本では報道しないのでしょうか。
マスクをつけたい人はつける、しかしつけたくない人はつけなくてもよい社会である必要があります。2月に訪問した際にも現地のエジプト人でマスクをしている人は皆無の状態、そして今回のフランスも実際はマスクなしです。どうして日本だけが今でも強要さるれのか、とても不思議です。百聞は一見にしかず。快適で新緑が目にまぶしい5月のフランスです。
現在EU内は陸路移動はPCR検査なしに自由に移動できるようになっています。日本から準備した書類も肩透かし状態であったことを報告します。意識をコロナ禍に焦点を当てずに無視、考えの中に負の要素を拭い去ることが重要かと。いつまでもこだわっていることは、敵の思うつぼです。
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